お客様の声

2018.08.02
池田 正澄 様

信天堂と私とのお付き合いは長い。現社長のお父様がご健在の時代にまで遡る。当初はもっぱら学会のお世話(2回)をした時にお世話になったり、個人や団体に勧めたりする程度であった。
 ここからは私の自費出版の本である。私が定年退職した時(2004年3月)、私の300近くあった学術論文(主に有機合成化学分野)のリプリントを豪華本(A4版、Vol. I、1~824頁、Vol. II、825~1602頁、厚表紙)にまとめていただいた。大きさが雑誌によってまちまちであったから面倒な作業であったと思う。2組だけであったが、1組は大学図書館に寄贈、もう1組は私の宝物にしている。その他、最終講義用の冊子「新反応を求めて」(A4版、128頁)を300冊と厚表紙の特別版を1冊、「学長の呟き」と題する式辞編(197頁)と随筆編(166頁)を各200冊(B6版、1年後改訂版を各100冊増刷)していただいた。
 2012年と2016年にはエッセー集各200冊(A5版、各222頁と254頁、いずれもその翌年に改訂版を100冊ずつ増刷)していただいた。このほかに2015年に自分史「私の歩いて来た道」を10冊(A5版、261頁)作っていただいた。2018年には、先に作った「学長の呟き」を一部改定し、式辞編と随筆編を合本にしてA5版の大きさに統一していただいた。今後、少なくとももう1冊のエッセー集の出版を予定している。
 表紙のデザインは写真または絵を用意して後はお任せした。校正は多い時で5回、少ない時でも3回させていただいた。多く印刷した本についてはその改訂版を国立国会図書館に寄贈している。信天堂は迅速、正確、安価の三拍子が揃っていると思う。

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